3. 【墓じまい】お墓の悩みは「お金の悩み」。早めの会話が家族を救う
墓じまいは、決して「ご先祖様への裏切り」ではありません。 また、今あるお墓を懸命に守り続けていることも、間違いなく素晴らしい選択です。大切なのは、「どちらが正しいか」ではなく、「あなたの家族にとって無理のない形はどれか」を見極めることです。
今の場所で守り続けるのか、新しい場所へ移すのか。どちらを選んだとしても、そこに「ご先祖様を想う気持ち」と「家族の納得」があれば、それが一番の供養になります。
まずは一度「今のお墓に年間いくらかかっているのか」確認してみてください。数字を見ることで「なんとなく不安」だったものが「具体的な課題」へと変わります。春のお彼岸やお盆など、親族が集まるタイミングで「これからのこと」を少し話してみてはいかがでしょうか。その一歩が、家族全員の安心につながるはずです。
参考資料
村岸 理美
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
CFP®認定者/1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/J-FLEC認定講師
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。ファイナンシャルプランナーとして独立後は公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。マネースクール講師としても活動し、社会保障、リタイアメントマネジメント、NISA、iDeCoを含む資産運用など、お金に関する幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMOマネー編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定講師として、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。(2026年1月9日更新)