5.3 国民年金の平均月額:男女差はどのくらい?

国民年金の平均額(全年齢)

国民年金の平均額(全年齢)

出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

  • 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
  • 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
  • 〈女性〉平均年金月額:5万7582円

5.4 国民年金の受給額分布から見る実態

  • 1万円未満:5万1828人
  • 1万円以上~2万円未満:21万3583人
  • 2万円以上~3万円未満:68万4559人
  • 3万円以上~4万円未満:206万1539人
  • 4万円以上~5万円未満:388万83人
  • 5万円以上~6万円未満:641万228人
  • 6万円以上~7万円未満:1715万5059人
  • 7万円以上~:299万7738人

国民年金の平均月額は全体で5万円台です。男女差は4000円ほどで、男性が6万円台、女性が5万円台となっています。

受給額の分布を見ると「6万円以上~7万円未満」の層が最も多く、多くの人が満額に近い年金を受け取っていることが推測されます。

6. まとめ:自身の年金受給額を把握し、将来に備えよう

これまでのデータから、国民年金は月額5万〜6万円台、厚生年金は15万円前後が一つの目安であることが見えてきました。しかし、蓋を開けてみれば「3万円未満」から「30万円以上」までと、幅広い個人差があります。

内閣府の「令和7年版高齢社会白書」によると、65歳から69歳の男性の6割以上が今もなお現役で働いています。止まらない物価高を背景に、「年金をもらいながら、就労収入で家計を支える」というスタイルは、もはや特別なことではなくなりつつあります。

冒頭で触れたJ-FLECの世論調査でも、多くの方が「物価上昇で値お金の価が目減りすること」への不安を口にしていました。

こうした時代だからこそ、支給を待つだけでなく、「自ら家計を守り、資産を育てる」という意識がより一層重要になります。

まずは、お手元に届く「ねんきん定期便」などを通じて、ご自身の「未来の家計簿」を正確に知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

マネー編集部年金班