3. 《黄金ルール》寄せ植えで「クロッカスを埋もれさせずに咲かせる」配置のポイント2つ
今の時期(2月以降)から始めるなら、すでに芽が出ている「芽出し球根(ポット苗)」を使うのが一般的です。芽が見えている分、デザインがしやすく失敗が少ないのがメリットです。
3.1 【ポイント1】ポットを仮置きして配置を決める
ビオラなどの花苗と、クロッカスのポットをすべて土の上に並べてみます。
球根だけの時とは違い、すでに芽の高さや色がわかるので、クロッカスの葉にほかの植物の葉がかぶらないか確認しながらベストな配置を決めましょう。
3.2 【ポイント2】根を崩さずに植える
位置が決まったら植え付けます。
この時、ビオラなどの花苗は多少根をほぐしても大丈夫ですが、クロッカスの根は非常にデリケートです。 ポットから抜いたら土(根鉢)を崩さず、そのままそっと植え付けてください。根が傷つくと、花が咲かずに終わってしまうことがあります。
深さは「土の表面」に合わせる 秋植えの時は深く埋めますが、芽出し球根の場合はポットに入っていた土の高さと、周りの土の高さが同じになるように植え付けます。
最後に、クロッカスの芽に他の植物の葉が被らないよう、手で優しく整えてあげれば完成です。
4. まとめにかえて
「背が低くて目立ちにくい」「土が見えて寂しい」というクロッカスの悩みも、ビオラやアリッサムといった相性の良い植物と組み合わせることで、春を待つ時間さえ楽しい一鉢に変わります。
ぜひ、冬の間も日当たりの良い場所で育てて、春の訪れを楽しんでみてください。
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。