2. クロッカスが主役の寄せ植え「足元の寂しさ」をカバーする名脇役2つ
クロッカスは地面に近い位置で咲くため、背の高い植物と一緒に植えると隠れてしまったり、単体だと土ばかりが目立ったりするため、組み合わせに工夫をしたいところ。
そこでおすすめなのが、「背の低い草花」との寄せ植えです。 周囲の植物が背景となることでクロッカスの花色が引き立ちますし、芽が出る前の寂しい土の隙間を彩ってくれるため、冬の間も鉢が賑やかになります。
ただし、クロッカスが日光を浴びて元気に咲けるよう、球根の上には葉が茂りすぎないようスペースを確保するのがコツです。
クロッカスの邪魔をせず、冬から春まで長く楽しめるおすすめの植物を2つ紹介します。
2.1 ビオラ
冬~春ガーデンの定番花ビオラは、クロッカスの花が咲くまでの間も、鉢を華やかに保ってくれます。
ポイントは、クロッカスが埋もれてしまわないよう、なるべく『草丈が低くまとまる品種』を選ぶこと。または、クロッカスの開花前にビオラを少し切り戻し、バランスのよい草丈に調整しておきましょう。
ビオラが鉢の土台となり、その隙間からクロッカスが咲く様子はバランスが良くきれいですよ。紫のクロッカスに黄色のビオラを合わせるなど、色の組み合わせも楽しめます。
(参考価格:1ポット 100円~300円前後)
2.2 スイートアリッサム
小花がドーム状に広がるアリッサムは、クロッカスの足元を優しくカバーするのにぴったりの植物です。
むき出しの土を隠して寄せ植えの完成度を高めるだけでなく、雨の日の泥はねを防ぐ「マルチング」の役割も果たします。
地面スレスレで咲くクロッカスを、汚れから守ってくれる頼もしい名脇役です。
(参考価格:1ポット 150円~300円前後)
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。