冬の終わりから早春にかけて咲くクロッカスは、春の訪れを感じさせてくれる代表的な球根植物です。

草丈は5~10cmと低く可愛らしいのですが、鉢に単体で植えると、芽が出るまで土の面が目立ってしまい、少し寂しい印象になりがちです。

今回は、クロッカスの基本的な性質と、その「低さ」を活かしてセンスよく見せる寄せ植えのアイデア、一緒に寄せ植えをしたい植物を参考価格とともにご紹介します。

1. 春を告げる可愛い花【クロッカス】 植えっぱなしの前に「知っておきたい」3つの約束

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クロッカスは球根植物の中でも比較的手間がかかりにくい種類ですが、「植えっぱなし」にする前に知っておきたいポイントがあります。

クロッカスは丈夫で育てやすい反面、環境が合わないと「花が咲かない」ことがあります。以下の3点を守ることが栽培のコツです。

1.1 【約束1】日当たりは大切

クロッカスは日光を非常に好みます。日がさすと花が開き、かげると閉じる性質があるため、日照不足だとつぼみのまま終わってしまうことがあります。冬から早春にかけては、しっかりと日が当たる場所で管理してください。

1.2 【約束2】水切れに注意して

水はけの良い土が適していますが、土中の乾燥は嫌います。生育期間中に水切れさせると球根が弱るため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、適度な湿り気を保ちましょう。

1.3 【約束3】花後の葉は切らないで

花が終わった後に残る葉は、来年のための養分を球根に送る役割があります。自然に枯れるまでは切り取らず、光合成をさせます。

葉が枯れたら休眠の合図なので、夏場は雨の当たらない涼しい場所で乾かし気味に夏越しさせます。