2.2 20歳代~70歳代「二人以上世帯」の平均貯蓄額

  • 20歳代:平均値525万円・中央値125万円
  • 30歳代:平均値1096万円・中央値311万円
  • 40歳代:平均値1486万円・中央値500万円
  • 50歳代:平均値1908万円・中央値700万円
  • 60歳代:平均値2683万円・中央値1400万円
  • 70歳代:平均値2416万円・中央値1178万円

二人以上世帯では、平均値・中央値ともに単身世帯を上回っています。

世帯人数が増えれば生活費や将来の支出も増えるため、この差は自然な結果と言えます。

また、子どものいる世帯が含まれることで、将来への備えとして貯蓄を重視する意識がより強くなることも、単身世帯との違いに影響していると考えられます。

3. シニア世帯の生活実態:「日常生活費もまかなうのが難しい」と感じる割合は?

物価高が続く現代において、シニア世帯は自身の生活をどのように感じているのでしょうか。

J-FLEC(金融経済教育推進機構)の「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」から、その実態を探ります。

60歳代と70歳代で、「日常生活費程度もまかなうのが難しい」と回答した人の割合は以下の通りです。

3.1 60歳代・70歳代「二人以上世帯」の生活意識

  • 60歳代:33.6%
  • 70歳代:26.5%

3.2 60歳代・70歳代「単身世帯」の生活意識

  • 60歳代:50.7%
  • 70歳代:35.5%

世帯別の生活意識を比較すると、二人以上世帯に比べて「単身世帯」の方が、老後の家計に大きな負担を感じている傾向にあることがうかがえます。