2. 2026年度の厚生年金のモデル金額は?
厚生労働省では、国民年金とあわせて、厚生年金の想定受給額についても公表しています。厚生年金は国民年金とは異なり、現役時代の給与や加入期間によって決まります。そのため、基礎年金を含めた総受給額を、モデルとして公表しています。
2026年度の厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金含む)のモデル金額は、以下のとおりです。
- 2025年度:23万2784円
- 2026年度:23万7279円(前年度+4495円)
いわゆる専業主婦(夫)世帯の標準的な年金受給額は、約24万円となりました。実際の受給額目安は世帯主が「厚生年金+基礎年金」で約17万円、配偶者が基礎年金7万円を受け取る形です。
世帯で月額4000円以上収入が増えるため、生活に多少ゆとりが生まれる可能性があります。ただし、収入の増加にともない、国民健康保険料や介護保険料といった社会保険料も上昇する可能性がある点には、注意が必要です。
2026年度の年金は国民年金・厚生年金ともに上昇しましたが、生活にはどのような影響を与えるのでしょうか。次章で解説します。
