4. 投資家が知るべきリスクの考え方
投資信託選びにおいて、リターン(利益)以上に重要なのが、「リスク(下落)」への向き合い方です。
金融の世界には、「リターンの非対称性」と呼ばれる性質があります。 これは、一度大きく下落すると、元の水準に戻すために下落率以上の上昇が必要になるという性質です。
だからこそ、篠田さんは強調します。「大きなリターンだけを見るのではなく、相場の下落時にどれだけ下落幅(ドローダウン)を抑えられるかという『守りの力』こそが、最終的な資産形成の鍵になります」。
5. ポイントまとめ
・新NISAの非課税枠は、売却後に翌年以降復活する「再利用」の仕組みがあり、実質1800万円以上の活用が可能。
・成長投資枠は、一括投資と積立の併用が可能であり、守りの要素が強い商品もラインナップされる「自由投資枠」として活用できる。
・銘柄選定では、暴落時の下落幅(ドローダウン)を抑える視点も重要。
動画はこちらからご覧下さい
ミライド
執筆者
ミライド powered by モニクル総研
YouTube channel powerd by Monicle Institute of Research
「ミライド」は、モニクルグループのシンクタンクであるモニクル総研が運営する金融・経済YouTubeチャンネルです。証券アナリストの泉田良輔、木村敬子、ファンドアナリストの篠田尚子が研究員として在籍し、金融や経済ジャンルを中心に、ビジネス、テクノロジー、キャリア、ヘルスケア、スポーツに関わる話題などをアナリスト視点で深堀り解説します。データ分析やキーマンへのインタビューを通じて、ビジネスパーソンや一般投資家に役立ていただけるようなコンテンツを配信しています。(最新更新日:2025年12月5日)
監修者
慶応義塾大学法学部卒業。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。国内銀行にて個人向け資産運用相談業務を経験した後、2006年ロイター・ジャパン(現LSEG)入社。傘下の投信評価機関リッパーにて、投資信託業界の分析レポート執筆や評価分析業務に従事。2013年、楽天証券経済研究所に入所。2025年5月、株式会社モニクルに参画し、モニクル総研所属。当社ではファンドアナリスト業務や金融教育に関連する情報発信に従事。楽天証券経済研究所 客員研究員。ピクテ・ジャパン・ファンド・アドバイザリー・コミッティーメンバー。CFP®、1級FP技能士。
著書に『本当にお金が増える投資信託は、この10本です。』、『銀行も証券会社もFPも教えてくれない 新しい!お金の増やし方の教科書』、『NISA & iDeCo完全ガイド 2024年新制度対応版』『新NISA完全ガイド FP&投資信託のプロが教える』(いずれもSBクリエイティブ)、共著に『一生楽しく浪費するためのお金の話』(イースト・プレス)他。