したがって、現在の30代や40代のビジネスパーソンがこうした行動をまねてよいかというと、そうとは言えないというのは誰もが気づいていることでしょう。

実際に、30代から50代について、その程度の割合が手取り収入から貯蓄をしていないかを見てみましょう。

  • 30代:15.0%
  • 40代:18.9%
  • 50代:27.3%

このように、年齢が下がるにしたがって、「貯蓄をしなかった」の割合は下がっています。若い世代ほど貯蓄の意識が高く、資産形成に向けて貯蓄をしていることが分かります。

そんなのは当たり前だろという指摘はあるかもしれませんが、若い世代ほど将来に対しての不安が大きいということも言えるのではないでしょうか。今後世代間での資産格差についての議論が更に巻き起こるかもしれません。

参考資料

知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成30年調査結果」

【PR】今年こそ!節税して投資をはじめよう

日本株の投資をこれからはじめようという方、また節税をしながら「つみたてNISA(ニーサ)」や「iDeCo(イデコ)」で投資信託をはじめてみたいという方向けに、LIMOではお好みのタイプのネット証券を簡単に検索できる機能を無料でご紹介しています。是非、この機会にご活用下さい。

>> LIMOのネット証券比較の決定版へはこちら

青山 諭志