3. 2026年度は国民年金保険料も引き上げに
国民年金保険料は、賃金や物価の動向を反映した「保険料改定ルール」に基づき、毎年度見直されています。近年は賃金上昇や物価高の影響を受け、保険料も緩やかな上昇基調が続いています。
2026年度の国民年金保険料は月額1万7920円 となり、前年度から410円の引き上げが行われる見込みです。
月額では数百円の増加に見えますが、年間では約5000円の負担増となるため、自営業者やフリーランスなど、国民年金を全額自己負担している人にとっては家計への影響も無視できません。
一方で、国民年金保険料は将来の老齢基礎年金の財源となる重要な負担です。未納期間が生じると、将来受け取れる年金額が減るだけでなく、障害年金や遺族年金の受給資格にも影響します。
負担が重いと感じる場合は、免除・納付猶予制度や付加年金、iDeCoなど、制度を組み合わせた老後資金対策も検討しておくとよいでしょう。保険料の改定をきっかけに、自身の年金と家計のバランスを見直してみることが大切です。
