7. まとめ:年金見込額を把握して将来の生活設計に活かそう
2026年度は国民年金・厚生年金ともに増額となり、6月15日に支給される分から新しい金額が適用されます。物価高が続くなかでの増額は家計の助けになりますが、実際の生活費をまかなえるかどうかは、各世帯の状況によって異なるでしょう。
この記事で紹介したように、年金の受給額は年代や加入歴によって大きく変わります。特に厚生年金は、現役時代の収入や加入期間が反映されるため個人差が大きく、同じ60歳代や70歳代でも受給額に差が生じます。
また、年齢が上がるにつれて住民税が非課税となる世帯の割合が増えるなど、シニア世代の家計状況にも変化がみられます。
6月に届く「年金額改定通知書」や「年金振込通知書」は、ご自身の受給額や天引きの内訳を確認できる重要な書類です。
平均額とご自身の状況を比べるだけでなく、生活費や貯蓄、働き方なども含めて、老後の収支バランスを改めて見直す良い機会にしてみてはいかがでしょうか。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「厚生年金保険の保険料」
- 日本年金機構「令和8年4月分からの年金額等について」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 厚生労働省「社会保険の加入対象の拡大について」
- 日本年金機構「在職老齢年金の計算方法」
- 厚生労働省「令和6年国民生活基礎調査」(第131表)
- LIMO「【2026年6月支給分から増額】60歳~89歳「平均年金月額」を一覧表で確認|国民年金・厚生年金はいくら増える?」
マネー編集部年金班