2. 2025年度の年金額はどうだった?モデルケースで振り返る
2026年1月22日現在、2026年度の年金額がどう改定されるかの公表を間近に控えています。
新しい改定率が発表される前に、まずは2025年度の年金額がどうだったかを確認しておきましょう。
2025年度の年金額は、前年度から1.9%の増額となりました。この金額は2026年3月分(4月支給分)まで適用されます。

- 国民年金(老齢基礎年金(満額)):月額6万9308円(1人分 ※1)
- 厚生年金:月額23万2784円(夫婦2人分※2)
※1 昭和31年4月1日以前に生まれた方の老齢基礎年金(満額1人分)は、月額6万9108円(前年度比+1300円)です。
※2 男性の平均的な収入(賞与を含む平均標準報酬の月額換算で45万5000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。
国民年金のみの受給の場合、満額(※3)でも月額は約7万円です。繰下げ受給(※4)の上限である75歳まで受給開始を遅らせたとしても、月額は13万円に届きません。
※3 国民年金(老齢基礎年金)の満額:国民年金保険料を480カ月納付した場合に、65歳から受給できる年金額を指します。
※4 繰下げ受給:老齢年金の受給開始を66歳から75歳までの間で遅らせる制度です。「繰下げた月数×0.7%」の増額率が適用され、75歳で受給を開始すると増額率は最大84%になります。