2. 【ソニーがテレビ事業を分離】高い技術力で一時代を築いた「ブラビア」
「ブラビア」が誕生したのは、2005年。「Best Resolution Audio Visual Integrated Architecture」の頭文字を取ったその名は、単なるテレビを超えた「最高の視聴体験」を届けるというソニーの決意の表れでした。
独自の高画質プロセッサー「XR」や画面そのものから音が出る「アコースティック サーフェス オーディオ」など、他社には真似できない独自の技術力は、コンテンツにこだわる層から高い支持を獲得し、高品質の薄型テレビとして一時代を築きました。
しかし、韓国や中国の資本力にすぐれる家電メーカーの参入で、状況は一変します。圧倒的な生産規模と垂直統合型のサプライチェーンを武器に、圧倒的なコスパを実現するこれらのメーカーに価格競争で勝つことが難しくなり、世界におけるポジションを奪われるようになりました。
