2. 障害年金生活者支援給付金、給付は2カ月に一度「年金に上乗せされる」
年金生活者支援給付金は、公的年金の収入やその他の所得が基準額に満たない場合に、生活を支援するために設けられた制度です。老齢・障害・遺族の各年金に対応した給付金があり、2カ月に一度、公的年金に上乗せされる形で支給されます。また、給付額は毎年度見直しが行われます。
2.1 年金生活者支援給付金は2カ月ごとに年金とあわせて支給
2025年度の給付額は前年度から引き上げられ、6月に支給された「4月・5月分」から新しい金額が適用されています。
2025年度における各給付金の月額は、次の通りです。
- 老齢年金生活者支援給付金(月額):5450円(※基準額)
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5450円
このうち老齢年金生活者支援給付金は、月額5450円を基準として、保険料を納めた期間などに応じて個々の給付額が計算されます。一方、障害年金生活者支援給付金は、障害の等級によって月額が変わる仕組みです。
障害等級の仕組みや障害年金について、次で詳しく見ていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)