先述した通り、「支出を抑える」というのは貯蓄の基本の1つです。これからご紹介する方法を実践して、うまくお金を増やしていきましょう。
買い物の状況を振り返る
普段の買い物シーンを思い返して、無駄な出費がないかを確認しておきましょう。その場の勢いで服を衝動買いしたり、スーパーではなくデパートの総菜を購入したりしてはいませんか?
収入に見合わない生活を続けていると、支出が膨らんでいく一方です。商品を買う時の状況を思い浮かべ、ものを買う基準や場所を見直しましょう。
先取り貯金をする
節約をして支出を抑えてもお金が残らない場合、先取り貯金をして確実にお金をキープしてみるのもおすすめです。毎月貯蓄に充てる金額を決めたら、給料日に別の銀行口座へお金を移しておきましょう。
すでに貯蓄すべきお金は確保できているので、たとえ手元のお金をすべて使っても問題ありません。その場にないお金を使ってしまわないよう、クレジットカードや電子マネーの利用を控えるのもポイントです。
まとめ
なにもかも我慢するのではなく、ちょっとした工夫をするだけでも支出は簡単に抑えられます。お金を順調に増やしていくには、節約を長く続けることが大切。無理をしてすぐに限界がくるような節約ではなく、長期にわたって取り組めるハードルに設定しておきましょう。
【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。
LIMO編集部