積立投資は、安定的に資産形成を目指すための効率的な手段です。現在の日本では物価高騰などによる経済的な不安が大きくなり、単純な貯蓄のみで老後の生活費が賄えるのだろうかと考える人が多く、投資による資産形成への関心が高まっています。

金融庁が発表した、「NISA口座の利用状況」調査によると、2025年3月末時点で2647万のNISA口座が存在していることがわかります。NISA口座は1人1口座までのため、2647万人がNISA口座を開設して活用していることを意味しています。

この数字は、2024年12月末と比較しても90万弱の増加となっており、新NISA制度が開始されて1年以上が経過した今でも、NISAに対する関心が高いことがわかります。

今回は、NISAのつみたて投資枠によって15年間の積立をした際のシミュレーションを、3パターンの積立額で行い、NISA制度の特徴や投資を始める際のポイントを解説します。実際に投資を行った場合の結果は利回りにより異なりますが、積立投資の参考としてご覧ください。