2026年1月14日、東京株式市場で日経平均株価は前日比792円高の5万4341円と”また”最高値を更新しました。
ここ1~2年の株価上昇を受け日本株投資に興味を持ち始めた人は少なくないでしょう。
「これからNISAで日本株投資を始めようと思っていたけど出遅れたかも…」「そもそもどの株を買うべきか選べない」「5万円を超えた今、買うのは高値掴みで損をしない?」
という方は、一括投資ではなく積立投資も検討してみてはいかがでしょうか。短期で利益を狙う方法ではなく、投資タイミングを「毎月」など分散させ、少しずつ投資し、じっくりと資産が膨らむことを期待する方法です。
日本株のインデックスファンドなら、投資信託を通じて、さまざまな株式への投資が可能です。
この記事では、インデックスファンドについて詳しく解説していきます。
1. インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、市場全体や特定の指標(インデックス)に連動した運用を目指す投資信託です。
投資信託が目標とする指標は「ベンチマーク」と呼ばれ、これをどれに設定するかによって、ファンドの運用方針が決まります。
NISAの「つみたて投資枠」の対象商品のうち、約8割を占める「指定インデックス投資信託」は、こうした特定の指標に基づいて選定されています。
例えば、日本株式を対象とするインデックス投資信託では、TOPIXや日経平均株価がベンチマークとして用いられます。
日経平均株価をベンチマークとするファンドの場合、代表的な225銘柄に投資し、日経平均株価の値動きに連動したリターンを目指します。
<主要な指標>
- 日本株式:TOPIXや日経平均
- 米国株式:S&P500
- 世界株式:MSCI ACWI など
1.1 インデックスファンドの主な特徴
- 低コスト: 運用手数料(信託報酬)が安く、長期投資に最適。
- 分かりやすさ: 日経平均などの指標と連動するため、値動きが透明。
- 分散投資: 1つの銘柄で、数百〜数千の企業にリスク分散が可能。
次章では、インデックスファンドを通じてどのような銘柄に投資できるのか見ていきましょう。
2. 日本株インデックスファンドでどんな銘柄に投資できる?本当に連動してるかもチェック!
日本株のインデックスファンドには、主に「日経平均株価」と「TOPIX」の2種類があります。まずは、この2つの違いを整理しておきましょう。
- 日経平均株価: 日本を代表する225社の株価の平均。値動きの大きいハイテク株などの影響を受けやすいのが特徴。
- TOPIX: 東証に上場する幅広い企業(約2000社以上)の時価総額を指数化。日本経済全体の動きをより忠実に反映。
ここでは、それぞれの連動を目指す代表的なファンドをピックアップして、中身を見ていきます。
※2025年11月28日基準の月次レポート参照
2.1 日経平均株価への連動を目指す「楽天・プラス・日経225インデックス・ファンド」
組入上位10銘柄
- アドバンテスト (電気機器) 10.0%
- ファーストリテイリング (小売業) 8.3%
- ソフトバンクグループ (情報・通信業) 6.1%
- 東京エレクトロン (電気機器) 5.8%
- TDK (電気機器) 2.3%
- KDDI (情報・通信業) 2.0%
- ファナック (電気機器) 1.5%
- 中外製薬 (医薬品) 1.5%
- リクルートホールディングス (サービス業) 1.5%
- コナミグループ (情報・通信業) 1.4%
インデックスに連動してる?
- 過去1ヵ月:ファンド▲4.1% インデックス▲4.1%
- 過去3ヵ月:ファンド18.4% インデックス 18.4%
- 過去6ヵ月:ファンド33.4% インデックス33.6%
- 過去1年:ファンド33.8% インデックス34.1%
- 設定来:ファンド56.2% インデックス57.3%
2.2 TOPIXへの連動を目指す「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」
組入上位10銘柄
- トヨタ自動車 (輸送用機器) 3.4%
- ソニーグループ (電気機器) 3.2%
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ (銀行業) 3.1%
- 日立製作所 (電気機器) 2.6%
- 三井住友フィナンシャルグループ (銀行業) 2.1%
- 任天堂 (その他製品) 1.7%
- ソフトバンクグループ (情報・通信業) 1.7%
- 三菱商事 (卸売業) 1.6%
- みずほフィナンシャルグループ (銀行業) 1.6%
- 三菱重工業 (機械) 1.5%
インデックスに連動してる?
- 過去1ヵ月:ファンド1.4% インデックス1.4%
- 過去3ヵ月:ファンド10.9% インデックス10.9%
- 過去6ヵ月:ファンド21.9% インデックス21.9%
- 過去1年:ファンド29.0% インデックス9.2%
- 過去3年:ファンド82.4% インデックス83.1%
- 設定来:ファンド165.8% インデックス169.1%
3. まとめ:積立投資で「時間」を味方に
日経平均が5万4000円を超えた今、「今さら始めて高値掴みにならないか」と不安になるのは自然なことです。しかし、今後の市場がどう動くかを正確に予測することは誰にもできません。
大切なのは、「いつ買うか」というタイミングに一喜一憂しすぎないことです。インデックスファンドを使った「積立投資」なら、株価が高いときには少なく、安いときには多く買い付けるため、結果として購入単価が平準化されます。
特定の高値で全額を投じるリスクを避け、コツコツと買い続けることで、市場全体の成長を安定的に取り込むことが可能になります。
※投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身で行ってください。


