2. 多様化する選択肢と「王道楽器」の根強い人気
Z世代・ミレニアル世代が始めた楽器ランキング TOP10
- ピアノ: 34.0%
- アコースティックギター: 17.0%
- エレキギター: 10.0%
- ウクレレ: 8.3%
- ベース: 6.7%
- ボイトレ: 4.3%
- ドラム: 4.3%
- サックス: 2.7%
- バイオリン: 2.3%
- フルート: 2.3%
- その他: 8.0%
具体的に選ばれている楽器の種類においては、ピアノが34.0%と他を大きく引き離して1位となっています。
次いでアコースティックギターが17.0%、エレキギターが10.0%と続いており、メロディと伴奏の両方を一人で奏でられる「弾き語り」が可能な楽器が好まれる傾向にあります。
またウクレレが8.3%となっているのは、弾き語りができるのみならず、ボディが小さいことから置き場所の心配が他の楽器より少ないということもあるでしょう。
さらに、コロナ禍にはできなかったカラオケができるようになっていることからも、ボイトレを始める人が一定数いることもよくわかりますね。
3. 「タイパ」を重視する独学中心の学びスタイル
楽器の練習方法
- YouTubeなどの動画で独学: 60.7%
- 教則本・楽譜サイトで独学: 42.7%
- 対面式の音楽教室: 18.0%
- アプリで独学: 6.3%
- オンラインレッスン: 1.7%
現代の楽器練習において、最大の特徴と言えるのがその学習方法です。
「YouTubeなどの動画で独学」が60.7%と圧倒的であり、「教則本・楽譜サイトで独学」も42.7%と約四割になっています。
対面式の音楽教室は18.0%にとどまっていることからも、多くの人が自分の好きな時間に好きなペースで学びたいと考えているようです。
以前はピアノなどを「習う」というイメージがありましたが、その印象は少しずつ変わってきているのかもしれませんね。
4. デジタル疲れを癒やす「音楽」のメンタル効果
楽器を始めてから、生活・メンタルの変化
- ストレスが減った: 29.7%
- 自己肯定感が上がった: 22.0%
- スマホを見る時間が減った: 16.3%
- 特に変化はない: 15.3%
- 仲間ができた: 10.3%
- 挫折しそう: 4.7%
- その他: 1.7%
楽器演奏がもたらす生活やメンタル面への影響は、非常にポジティブな感覚として現れているようです。
最も多くの人が実感しているのは「ストレスが減った」ことであり、29.7%にも上ります。
次いで「自己肯定感が上がった」が22.0%、「スマホを見る時間が減った」が16.3%と続いています。
興味深いのは、単なる精神的な満足感だけでなく「スマホを見る時間が減った」という具体的な行動変化が生まれている点です。
SNSなどの情報の波にさらされ続ける日常から離れ、楽器の練習を通して「自分自身と向き合う時間」を持つことができていることがわかります。


