4. 月1万円の「純金積立」を10年続けたらどうなった?(2016年~2025年)
では、実際にこの10年間、金に投資していたら資産はどう変わっていたのでしょうか。
- 積立期間: 2016年1月〜2025年12月(120カ月)
- 投資元本: 120万円
- 評価総額: 約344万円
- 運用益: +約224万円(元本の約2.8倍)
10年前、コツコツ「純金積立」を始めた人は、資産が200万円以上も増えたことになります。
5. 今から始めても遅くない?「純金積立」のメリット
「金はもう高すぎて手が出せない…」と思うかもしれません。
でも、純金積立なら「ドルコスト平均法」という仕組みがあります。
これは、購入タイミングを「毎月」など分散させることで、金の価格が高いときは少しだけ、安いときはたくさん買う方法です。
そのため、一度にたくさん買って「高値でつかんでしまった…」というリスクを自動的に抑えられます。
さらに、現物の金を自宅で保管する場合は盗難の心配がありますが、現物を持たない純金積立なら、証券会社や貴金属店などを通じて少額から安全に始められます。
最低投資額は貴金属専門業者や金融機関により異なりますが、月額1000円前後の少額から始められるところも。初心者でも安心して、無理なく金投資をスタートできるのが大きなメリットです。
6. まとめ
世界の金産出量上位国の動向や地政学リスクは、今後も金価格の底堅さを支える要因となるでしょう。
この記事では、直近10年間の金価格をもとにシミュレーションを行いました。驚くような結果となりましたが、シミュレーションのような価格上昇が今後も続くとは限りません。
しかし、不安定な世界情勢の中で「自分の資産の一部を金に変えておく」という選択もあるということを知っておくとよいでしょう。
参考資料
和田 直子
