立春を過ぎてもなお厳しい寒さが続く2月。今月は、年に6回ある年金支給月のひとつでもあります。「もしも、病気やケガでこれまで通りに働くことが難しくなってしまったら……」そんなとき、私たちの暮らしを支えてくれる社会保険が「障害年金」です。
なかでも3級は、日常生活を送ることはできても、働く場面において制限や困難を抱える方が対象となる大切な制度。今回は最新情報に基づき、2025年度の受給額や、病気の種類ごとの認定状況について詳しく解説します。
1. 障害年金3級、最低保障「約62万円」年金額!どんな人がもらえる?
まず前提として、3級の制度があるのは会社員や公務員の方が加入する「障害厚生年金」のみです。自営業やフリーランスの方が加入する障害基礎年金には3級がありません。
2025年4月からの障害厚生年金3級には、以下の通り「最低保障額」が設定されています。
- 昭和31年4月2日以降生まれの方:62万3800円(年額)
- 昭和31年4月1日以前生まれの方:62万2000円(年額)
月額に換算すると約5万2000円です。本来、障害厚生年金は加入期間や過去の給与額(報酬)に応じて算出する「報酬比例」という仕組みで決まりますが、計算結果がこの額を下回っても、最低限この金額が保障されます。

