5. 積立投資を行い、その後も保有を続けた場合「資産」はどの程度まで増える?

前章では、30年間にわたりコツコツと積立投資を続けたケースを取り上げましたが、一定期間積み立てたあと、運用だけを継続した場合、資産はどの程度になるのでしょうか。

金融庁「NISAの活用事例」では、毎月10万円を15年間つみたて投資枠で積み立て、その後は新たな投資を行わずに15年間保有を続けたケースのシミュレーションが示されています。

この条件で年率3%の運用を想定すると、積立終了後も資産は増え続け、最終的には約3525万円に達します。

後半の15年間は積立を行っていないにもかかわらず資産が増加していることから、時間の経過によって複利の効果が大きく働いていることが分かります。

このシミュレーションから、早い段階で積立を始め、長期間にわたって保有を続けることが、資産形成において有効な考え方であることがうかがえます。