2月も終わりが近づき、新しい季節の訪れを感じる時期となりました。3月は多くの企業で年度末を迎え、家計にとっても1年の締めくくりと新年度への準備が重なる大切な節目です。
特に50歳という大台を迎え、「そろそろ本気で老後のカウントダウンを……」と、通帳を前に背筋が伸びる思いの方も多いのではないでしょうか。
近年は、預貯金だけに頼らず資産運用を取り入れて老後に備える動きが広がっていますが、新NISAを活用し、50歳から65歳までの15年間にわたり、毎月5万円を積み立てた場合、資産額はどのように推移するのでしょうか。
本記事では、利回り別のシミュレーション結果をもとに、元本と運用による増加分を整理し、将来の資産形成を考える際の目安を解説していきます。
1. 新NISAを「活用するメリット」とは?
NISA(ニーサ)は、個人の資産づくりを支援する目的で2014年に始まった制度で、2024年からは制度改正により「新NISA」として運用されています。
この制度の最大の特徴は、投資によって得られた利益が非課税となる点にあります。
通常、株式や投資信託の売却益や配当金にはおよそ20%の税金がかかりますが、NISA口座を通じた取引であれば、これらの利益に課税されません。
その結果、運用によって得た収益を減らすことなく、そのまま資産形成に活かすことができます。
ただし、NISAには投資できる金額や購入できる商品に一定の制限や要件が定められているため、活用する際には制度の仕組みをしっかり把握しておくことが重要です。
