3. 20歳~30歳代の約4割が資産運用を実施!きっかけや目的は?
老後に向けた備えとして、現役時代からの資産形成の重要性が高まるなか、若い世代はどのようにお金と向き合っているのでしょうか。
マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングが実施した調査(※)によると、20歳代~30歳代で資産運用を行っている人は39%にのぼることが分かりました。
特に男性30歳代(46%)、男性20歳代(40%)で高い割合となっています。
※調査対象:全国20~39歳の男女3,200名「金融に関する調査(2026年)」
3.1 運用商品は「NISA含む投資信託」が64%で主流に
資産運用を行っている人の運用商品は、以下のようになっています。
- 1位「NISA含む投資信託」64%
- 2位「国内株式」39%
- 3位「外国株式」17%
- 4位「金・プラチナ等の現物資産」13%
- 4位「外貨預金・FX」13%
- 4位「暗号資産(仮想通貨)」13%
- 7位「債券(国債・社債など)」11%
- 8位「不動産投資」7%
女性30歳代では「NISA含む投資信託」が、男性20歳~30歳代では「国内株式」が特に高い傾向にあります。
3.2 資産運用を始めたきっかけと目的
資産運用のきっかけとしては、以下の理由が上位に挙がっています。
- 1位「家族や友人からの勧め」26%
- 2位「YouTubeなどの動画コンテンツ」25%
- 3位「制度改正(NISA、iDeCoの拡充など)」24%
女性は「家族や友人からの勧め」といった受動的な理由が多い一方で、男性は「動画コンテンツ」など能動的な理由で始めている様子がうかがえます。また、男女ともに30歳代では「制度改正」が大きなきっかけとなっています。
さらに、資産運用の目的としては「老後資金の準備」や「万一の備え(予備資金)」が上位に挙がっています。
特に30歳代女性では、「老後資金の準備」が45%、「万一の備え」が36%と突出して高く、若いうちから将来を見据えて行動を起こしている人が多いことがわかります。
著者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)
監修者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)