4. まとめ

ゴールドと米ドル

ゴールドと米ドル

sasirin pamai/shutterstock.com

「辰巳天井(たつみてんじょう)」という相場の格言をご存じでしょうか。

これは辰年から巳年にかけて、株価が天井を打つような勢いで上昇しやすいという経験則から生まれた言葉です。

事実、2024年(辰年)から2025年(巳年)にかけての市場は、まさにこの格言を体現するかのように、株式市場のみならず金価格も歴史的な高値を連日更新する「辰巳天井」の展開となりました。

2026年は「午(うま)年」です。格言では「午尻下がり(うましりさがり)」といわれ、それまでの勢いが落ち着き、価格が下落傾向に転じやすい年とされています。

こうした言葉を聞くと、「これからは損をしてしまうのではないか」と不安に思う方もいるかもしれません。

しかし、本記事で解説した通り、純金積立は「ドルコスト平均法」という特徴があります。

相場が格言通りに動こうが、あるいは予想を裏切る動きを見せようが、”定額”で買い続けるしくみがあれば、価格が高い時にはリスクを抑え、価格が下がった時には安く多くの量を仕込むことができます。

日々の価格変動や干支の格言に一喜一憂する必要はありません。どっしりと構えて「長期的な資産形成」を継続することが大切です。

参考資料

和田 直子