2026年最初の年金支給日は、2月13日です。
この日、公的年金に上乗せして「年金生活者支援給付金」が支給される人もいます。
物価上昇が続くなか、2019年からスタートした「年金生活者支援給付金」制度は、支給対象となる年金受給者の生活を支えています。
「年金生活者支援給付金」は、65歳以上の老齢基礎年金受給者をはじめ、所得などの一定条件を満たす方が対象となります。
2025年度は、給付額が前年度から2.7%増額されており、この改定は2026年3月分まで適用される予定です。
この記事では、2026年2月13日の支給に向けて、「年金生活者支援給付金」の対象者や具体的な金額、申請が必要になるケースについて詳しく解説します。
1. 「年金生活者支援給付金」とは?制度の概要と3つの種類を解説
年金生活者支援給付金は、公的年金に加えて支給される給付金制度です。この制度には、以下の3つの種類が設けられています。
- 老齢年金生活者支援給付金
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
これらの給付金は、老齢・障害・遺族の各基礎年金を受給している方のうち、公的年金などを含めた所得が一定の基準を下回る場合に、2カ月に1回の頻度で支給されます。
