1.4 ゼフィランサス
雨上がりの庭に、ぱっと魔法のように咲くことから「レインリリー」という素敵な愛称を持つゼフィランサス。白やピンク、黄色の清楚な花が、庭を明るく彩ります。
さまざまな品種があるなかでも、特に白い花が咲く「タマスダレ」は丈夫で育てやすい品種。自然に分球するので、数年後にはカーペットのように花が咲き広がる光景が期待できます。
球根の植え付けは、桜が咲く頃からゴールデンウィーク前までが適期。日当たりと水はけの良い場所に植え付ければ、初夏から秋まで長期間の開花が楽しめるでしょう。基本的に植えっぱなしでOKですが、分球した球根が混みあってくると花が咲きにくくなります。4~5年を目安に一度掘り上げ、適度に株分けをおこなってください。
ゼフィランサスは植物全体に毒性があるため、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、植える場所や管理に注意しましょう。
※参考価格:50円~150円前後(球根1球)
2. まとめ:春の植え付けで夏以降の庭を彩ろう
今回は、春に植え付けたい《おしゃれな夏咲き・秋咲きの球根植物》を紹介しました。
冬の終わりは、本格的なガーデニングシーズンの幕開けです。春は何かと作業が多くなりますが、その分だけ楽しみも増える特別な季節。春のあいだに夏咲きや秋咲きの球根を植えておけば、開花が楽しみになるのはもちろん、夏からのガーデニング作業がグッと楽になります。
ぜひお気に入りの球根植物を見つけながら、春からのガーデニング計画を進めてくださいね。
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。