春は職場でも学校でも新たな出会いがある季節。でも、「初対面の人と話すのは苦手!」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、初対面の人と話すことに関するアンケートを元に、「初対面の人との会話」に対して一般的にはどのように感じている人が多いのかを知り、「初対面の人とスムーズに話す方法」や具体例についても詳しく見ていきたいと思います。
「初対面の人との会話」が苦手な人の割合
過去に実施されたアンケートを見てみると、「初対面の人との会話」について「苦手」「やや苦手」という回答が過半数を超えているケースがほとんどです。
少し古い資料になりますが、文化庁が平成24年に実施した「国語に関する世論調査」によると、「初めて会った人と話すこと」についての設問では、過半数以上の55.5%が「どちらかと言えば苦手」「苦手」と回答しています。
さらに、上記の調査結果を年齢別に振り分けたものが下記の表です。こちらを見てみると、働き盛りである30代の約6割が、「初対面の人との会話」に苦手意識を持っていることがわかります。
また、大手旅行会社のJTBが2017年に行った「コミュニケーション総合調査」でも、「初めて会う人と話すこと」について、6割以上の人が「苦手」「やや苦手」だと回答。また「主体的な発信は苦手」だが「受け身のコミュニケーションは得意」という傾向が示されています。
なぜ初対面での会話に苦手意識を持つのか?
アンケート結果からもわかるように、過半数以上が「初対面の人との会話」を「苦手」「やや苦手」と感じています。そして、初対面の人との会話を苦手だと思ってしまう主な原因は次のようなものです。
- 知らない人だから不安
- 何を話したらいいのかわからない
- どう思われるかが不安
過半数の人が初対面の人との会話が苦手というのなら、自分も相手もそう思っていることが多いとも言えます。それなら自分だけが臆病になることはないでしょう。逆に考えれば、上記のような不安をやわらげてあげることで、相手と楽しく話せる可能性が高くなるのです。
相手の不安をやわらげるために大切なのは、「相手の目を見て、笑顔であいさつすること」。最初は難しく恥ずかしいと感じるかもしれませんが、意識をして練習しているうちに、自然とできるようになります。
試してほしい3つの話しかけ
初対面の人に話しかけるためには、キッカケが必要です。