お正月気分も落ち着き、寒さが本格的になる1月。年末年始にお孫さんたちと楽しく過ごした後、ふと静けさの中で家計のことが気になる…そんな時期ではないでしょうか。暖房費もかさむこの季節、少しでも手元に残るお金を増やして、心温まる春を迎えたいものです。

日本の社会保障制度は充実していますが、実はその多くが「申請しないともらえない」仕組みになっています。条件を満たしていても、待っているだけでは支援は届きません。

そこで今回は、60歳代・70歳代のシニア世代だからこそ知っておきたい、申請しないと受け取れない大切なお金を5つ厳選してご紹介します。年金や雇用に関するものなど、知っているだけで安心感につながる制度ばかりです。ご自身の生活に当てはまるものがないか、ぜひゆっくり確認してみてください。

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1. シニア世代の生活を支える「公的年金」は、申請しなければ受け取れない

公的年金には、老齢年金・障害年金・遺族年金があり、生活を下支えする重要な制度です。

しかし、一定の条件を満たしても、何も手続きをしなければ受給は始まりません。

年金を受け取るには、「年金請求書」を提出し、所定の請求手続きを行うことが必要です。

国や自治体が用意している「手当」「給付金」「補助金」の多くは、申請手続きを行ってはじめて受け取れる仕組みです。

申請期限を過ぎたり、必要書類がそろっていなかったりすると、本来支給されるはずの金額が減ったり、受給できなくなるおそれがあります。

公的な支援制度を無駄なく活用するためには、自分が対象となる制度を正しく把握し、手続きを確実に進めることが重要です。