2. 65歳以上世帯の貯蓄は「増やす」より「守る」構成になっている
次に、貯蓄の中身を見てみましょう。
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、世帯主が65歳以上の二人以上世帯における種類別平均貯蓄残高は以下のとおりです。
2.1 【65歳以上の無職世帯(二人以上)】2024年の平均貯蓄額の資産別分布
資産種類 資産額
- 通貨性預貯金 801万円
- 定期性預貯金 859万円
- 生命保険など 394万円
- 有価証券 501万円
- 金融機関外 6万円
- 合計 2560万円
貯蓄のうち6割以上が預貯金です。株式や投資信託などの有価証券は全体の2割程度にとどまり、 現役時代のように積極的に資産を増やすというより、「減らさない」「いつでも使える」ことを重視した構成になっている点が特徴です。
老後は収入が限られるため、値動きの大きい資産を避け、生活費として使いやすい現金を厚めに持つ世帯が多いと考えられます。
