3.2 「民間企業」ボーナスを含めた年収
一方、国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」によると、民間企業の賞与を含めた平均年収は477万5687円です。
平均値で比べると、国家公務員の年収は民間企業より173万2961円高い水準となっています。
なお、民間企業の場合、企業規模や業績、個人の評価などによって年収に大きな差が生じます。
好調な企業では、国家公務員を上回る年収を得ている人も少なくありません。
4. 数字から見えてくる、国家公務員の給与の特徴
国家公務員の年収の特徴は、突出した高さというよりも、景気や業績の影響を受けにくく、安定した水準が保たれやすい点です。
俸給を中心にした仕組みや、民間とのバランスを取るための調整、職種ごとに設けられた差など、いずれも安定性を意識した設計となっています。
収入の安定性を重視するか、成果による上振れを狙うかで、民間企業と国家公務員の見え方は変わってくるでしょう。
参考資料
- 人事院給与局「令和7年国家公務員給与等実態調査報告書」
- 内閣人事局「令和7年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給」
- 内閣人事局「令和7年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給」
- 国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
苛原 寛