【地方債の利回りが2％超に】いつから、どこで買える？「1万円から始める債券投資」をわかりやすく解説地方債に投資するメリット・デメリットとは？

3. 地方債の購入方法と注意すべきポイント

地方債を購入するには、まず自分が住んでいる地域など、応援したい自治体が地方債を発行する予定があるか、公式サイトで確認しましょう。

発行予定が見つかったら、その債券が個人でも購入可能かを確認します。個人が対象の場合、「個人向け」「住民参加型」「ミニ公募債」といった記載があります。

個人向けであることを確認したら、以下の項目をチェックしてください。

利率が決定し、購入を決めたら、必ず募集期間内に申し込みましょう。注意点として、地方債は市役所などの窓口では購入できません。必ず銀行や証券会社といった「取扱金融機関」を確認してください。

また、購入単位も重要です。

1万円から購入できるものもあれば、5万円や10万円単位など、ある程度まとまった金額が必要な場合もあります。

ご自身の投資計画に合っているか、事前に確認することが大切です。

もし特定の自治体にこだわりがなければ、各証券会社のウェブサイトで探すのが手軽です。

商品ラインナップから「債券」の項目を確認すると、現在購入可能な新発債が表示されます。

次回の地方債の新発債がまとまって販売されるタイミングは、2026年1月9日以降が目安です。

この日までに情報収集を進めておくと、スムーズに投資を検討できるでしょう。

先日の日銀会合での利上げ決定を受け、10年国債の利回りは約19年半ぶりに2％に達しました。

このような金利環境を考慮すると、1月に発行される新発債は、12月発行の債券よりもさらに高い利率で条件が決定される可能性があります。