5. 【75歳以上】シニアの「平均貯蓄額」と「資産寿命」の現実
年金収入だけでは賄いきれない生活費を補うためには、貯蓄の存在が重要になります。
ここでは、75歳以上の世帯(平均世帯主年齢80.6歳)における貯蓄の実態を確認していきましょう。
総務省「家計調査 家計収支編 2024年(二人以上の世帯)」によると、世帯主が75歳以上で無職の世帯では、貯蓄額は次のような状況となっています。
貯蓄:2362万円
- 金融機関:2357万円
- 通貨性預貯金:752万円
- 定期性預貯金:815万円
- 生命保険など:350万円
- 有価証券:440万円
- 貸付信託・金銭信託:6万円
- 株式:238万円
- 債券:41万円
- 投資信託:155万円
- 金融機関外:5万円
負債:23万円
平均貯蓄額が2362万円と聞くと、安心材料に感じられるかもしれませんが、これはあくまで平均値に過ぎません。
高額な資産を保有する一部の世帯が、全体の数値を押し上げている側面もあります。
実際には、この水準に達していない世帯も決して少なくありません。
だからこそ、自身の貯蓄額が平均と比べてどの位置にあるのかを確認し、「ゆとりある生活」との差額をどの程度の期間補えるのかを把握しておくことが大切になります。
