3. 実際に被災地で災害ボランティアに参加する方法を解説
しっかり準備が整ったら、「災害ボランティアセンター」へ受付を行いましょう。
災害ボランティアセンターは、災害が起きた際に被災地の社会福祉協議会が中心となり開設されます。
被災地でのボランティア活動を円滑に進めるための拠点となり、ボランティアの登録を受け付け被災者の要望(ニーズ)と個人ボランティアの調整(マッチング)を行う施設です。
現地では、災害ボランティアセンターで出発前の説明を受けます。活動内容や場所、注意事項を確認し、バスなどで活動現場へ移動。道具や地図が用意されている場合もあります。
被災地では、被災者への心配りを忘れずに、自分の判断を押し付けないことが大切です。被災者の気持ちや立場に配慮し、被災者中心の支援を心がけましょう。
また、自身の健康状態に気をつけるのが大前提です。ボランティアが病気やケガをすることで、被災地に負担をかけるので、不調になったら早めに活動をやめることも必要です。
そして、活動終了後は活動内容の進捗状況や被災者の様子、気づいたことなどを災害ボランティアセンターのスタッフへ報告します。ボランティアからの情報は、その後の活動に活かされることが多いので、積極的に気づいたことを報告しましょう。
いかがでしたでしょうか。
被災地では、災害の直後だけでなく長く復興に向けたボランティア活動が行われます。現時点で、どんなサポートを望んでいるのか、災害ボランティアセンターのウェブサイトやSNSで発信しています。
それらの情報を確認して、自分にできることからボランティア活動を行ってみましょう。
4. 防災対策にかける予算のアンケート結果を紹介
最後に、記事の内容にちなんで、防災対策にかける予算のアンケート結果についてご紹介します。
防災グッズブランド『Defend Future』、アウトドアポータブル電源ブランド『PowerArQ』を運営する株式会社G.Oホールディングスが、男女300名を対象に、防災・災害に関する意識調査を実施。
防災対策にかける予算のアンケート結果は、「5000円以上1万円未満」が49%で最も多い結果となりました。
いつ起きるかわからない災害、万が一の時のために、しっかり防災対策をしていきましょう。
参考資料
- 株式会社G.Oホールディングス「防災・災害に関する意識調査-防災対策に取り組んでいるのは71%だが、防災の家計予算は1万円未満が多数」(NEWSCAST)
- 政府広報オンライン「被災地を応援したいかたへ 災害ボランティア活動の始めかた」
- 【発生から詳しく】青森県で震度6強 初めて「北海道・三陸沖 後発地震注意情報」を発表 16日午前0時まで“特別な備え”呼びかけ
LIMO編集部

