2. 災害ボランティアに参加する方法をわかりやすく解説
では、実際に災害ボランティア活動に参加するための手順を説明します。
まずは、大規模な災害が発生した際は、被災地の状況を確認することが重要です。現地でボランティアの受け入れ体制が整っていない場合があり、災害復旧作業の妨げになる可能性があります。
全国社会福祉協議会などのSNSやウェブサイトで最新情報をチェックしてください。なお、被災した自治体へ直接電話をすることはやめてください。緊急対応を行っているため、電話での問い合わせへの対応は迷惑になることが多いからです。
そして準備するものですが、大前提として被災地に負担をかけないことが基本です。何の準備もせず被災地へ行くと、迷惑をかけることになります。
持ち物ですが、マスクやタオルをはじめ、帽子やヘルメットなども持参してください。食べ物や飲み物も、自分で準備して被災地に迷惑をかけないようにしましょう。
ボランティア活動は、「自分のことは自分でやる」が基本です。被災地で物資を現地調達するのではなく、自分で用意して絶対に被災地に迷惑をかけないでください。
また、万が一のときに備えて、ボランティア活動中の事故向けの保険に加入することがオススメされています。
保険加入には社会福祉協議会への登録が必要で、自分が住む地域の社会福祉協議会に確認してください。出発の前日までに加入手続きをすませ、被災地に向かう際には「証明書を持参」してください。
自分が住む地域で加入することで、自宅と活動場所までの往復の道のりも補償の対象となります。保険は年度内有効で、保険料は350円程度から加入できます。
