浪費癖が身についていると、お金が貯まらない状況がどんどん悪化してしまいます。貯蓄のペースを上げるためにも、浪費癖はしっかり直しておきましょう。

1週間単位で予算を決める

1週間に使うお金を決めておき、月曜日の朝にその金額を財布に入れておきましょう。その1週間はそのお金だけでやりくりするよう心がけ、また月曜日になったらリセットします。

このような生活を送っていると、財布の残高にあわせて買い物したり、「前半は使い過ぎたから、週末の外食費は抑えよう」と調整したりできます。「途中で足りなくなったから」といってクレジットカードを多用しては意味がないので、利用は控えておきましょうね。

ストレスの発散方法を見つける

「買い物をしてストレスを発散させている」という人は、お金を使うこと以外のストレス発散方法を探しておきましょう。「買い物を我慢すればいい」と耐えてばかりいると、ストレスで体調を崩してしまったり、ヤケ食いをして食費がかさんだりと間違った方向に進んでしまいます。

できるだけコストがかからない手段を見つけ、買い物というストレス発散方法から徐々に切り替えていきましょう。

お金が貯まらない人でもできる節約術

お金が貯まらない人は、日々の生活の中に「お金の使いすぎ」が潜んでいる可能性があります。たとえば、「不要なサービスに加入したまま」というケースが挙げられます。家まで食材やお水を運んでくれる宅配サービスやウォーターサーバーの利用は便利な反面、「今は使っていないけど契約したまま」という状態に陥る可能性もあります。習い事や定額課金サービスなどに対して、利用頻度が減ったのに会費や使用料などを払い続けていることも珍しくありません。

クレジットカードや銀行口座からの引き落としを確認してみると、「これはもう使っていない」というサービスを発見できるかもしれません。改めて明細を確認し、不要なものは解約をする、もしくは安いプランやコースに切り替えてみましょう。

まとめ

お金が貯まらない人は、財布やクレジットカードなどの明細を確認することで、その原因や改善点を見つけることができます。そのようなチェックを繰り返しているうちに、お金に対する興味もどんどん高まっていくでしょう。さっそくカバンから財布を取り出し、中身をみてみましょう!

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部