1.5 来シーズンへの栄養補給「寒肥(かんごえ)」
来年の花付きや実付きを良くするために、「寒肥(かんごえ・かんぴ)」という追肥をおこないましょう。冬に肥料を与えておくことで、春からの活動に必要な栄養を土壌に蓄えることができます。
寒肥を推奨するのは、バラや桜、ツツジやアジサイ、ハナミズキといった花木や、果樹類。休眠中の植物に負担をかけないためにも、ゆっくりと効果が現れる緩効性の肥料を規定量与えることが大切です。
ツツジ
1.6 成長を促す絶好のタイミング!「植え替え・株分け」
冬に葉を落とす落葉樹や宿根草にとっては、寒さで休眠期に入る12月から2月が植え替えや株分けに最適な時期。鉢植えの植物は、根詰まりを防ぐために一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。鉢から優しく引き抜き、古い土や傷んだ根を少し整理してから新しい土で植え付けます。
このとき、古い土は再利用せず、新しい培養土を使うのが元気に育てるコツ。株分けも同様に、根についた土や傷んだ根を丁寧に取り除いてから新しい鉢に植えてあげましょう。
著者
樹木医の鈴森真樹を中心に、日本園芸協会認定ガーデンコーディネーターや第二種電気工事士などの資格保有者などを含めたメンバーで構成される、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のガーデニング企画担当チームです。
季節の寄せ植えや、初心者でも育てやすい多年草・宿根草、季節を彩る一年草など草花の情報から、室内で1鉢から楽しめる観葉植物や多肉植物のこと、ベランダ栽培もできるハーブや野菜などの家庭菜園企画まで、幅広いガーデニング情報をお届けしています。
ガーデニング関連書籍の企画・編集などの経験者、初心者ガーデナーなどの各メンバーが、それぞれの視点を生かした企画を担当しています。(2026年3月23日更新)。
監修者
LIMO編集部
樹木医/1級造園施工管理技士/ライター
樹木医、1級造園施工管理技士、一般毒物劇物取扱者の資格を持つ、植物と造園の専門家。
日本大学生物資源科学部を卒業後、同大学院にて外来植物について研究し、修士号を取得。大学在学中に参加していた、自然環境保全活動を行うNPO法人のインターンシップでは、都市公園での外来動植物管理や環境教育などの活動を3年間経験し「人と自然との関わり」について実践を通して学んだ。
大学院卒業後はテーマパークの植栽管理業務に7年間従事。多種多様な植物のメンテナンスや空間演出のほか、樹木の診断や安全管理に携わった。現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO」でガーデニングやアウトドアに関する記事の執筆や編集・監修を担当。育てやすい植物の紹介や栽培のコツなど、自身の経験と知識をもとにした、わかりやすい記事の執筆が強み。
秋田県在住で、趣味はガーデニングとアウトドア。学生時代のキャンプ場でのアルバイト経験や15年以上の登山歴を持つ。現在は育児中のため、子連れハイキングやファミリーキャンプを楽しみながら、東北の自然を満喫している。