4. 65歳からの介護保険料、月額いくら?
65歳からの介護保険料は、月額いくらになるのでしょうか。東京都新宿区の介護保険料で、3つのケースを例に見ていきましょう。
まずは住民税非課税世帯の場合です。新宿区の住民税非課税世帯の保険料は、以下のとおりです。
- 基準額に対する割合:基準額×0.25〜0.65
- 月額:1650円〜4290円
住民税非課税世帯の場合は、基準額に対する割合が低く設定される分、保険料も低めです。新宿区では、5000円以下の負担で済みます。
では、次は年金収入をメインとする層の保険料を見てみましょう。
- 基準額に対する割合:基準額×1.0〜1.2
- 月額:6600円〜7920円
年金収入をメインとする層の保険料は、基準額と同等か、それよりやや多い金額となるのが一般的です。平均に近い金額もしくは平均よりも若干高い金額を納めることになるでしょう。
最後に、現役並み所得者や高所得者の保険料を見てみましょう。
- 基準額に対する割合:基準額×1.55〜5.8
- 月額:1万230円〜3万8280円
所得が現役並みの人は、保険料が1万円台前半あたりまで増えてきます。不動産収入や株式の利益などが多い人は、さらに多額の保険料を納める可能性もあるでしょう。
新宿区の介護保険料の上限は3万8280円です。ここまで納めることになる人はごくわずかですので、現役並みに所得がある人は、おおむね1万円台付近の金額を納付すると考えてよいでしょう。
5. まとめ
65歳から負担する介護保険料は、所得によって変わります。住民税非課税世帯は平均以下、年金収入がメインの層は平均に近い額、現役並みの所得がある人は平均を大きく上回る金額を納めることになるでしょう。
また、保険料は自治体によっても差があります。まもなく65歳を迎える人は、今一度自分の住む自治体の介護保険料の仕組みを確認しておくとよいでしょう。
参考資料
石上 ユウキ
