3. お金に好かれる人はココが違う①支出にメリハリをつける

貯蓄に取り組むと聞くと、とにかく節約するようなイメージがあるかもしれませんが、実はお金に好かれる人は「良い支出」と「悪い支出」の分別をつけています。

たとえば、ATM手数料やコンビニでのついで買いのような支出は「悪い支出」とする一方、家族との外食・旅行や信頼する人との交際費などは「良い支出」として出費を惜しみません。

貯蓄に長く取り組んでいくためには極端な節約を課すのではなく、お金をかけるところとそうでないところを明確にしておくことが大切です。

4. お金に好かれる人はココが違う②無駄な出費をそのままにしない

お金に好かれる人は、日々の無駄な出費を見過ごしません。「これくらいの出費なら良いか」と妥協することがなく、結果として月々の支出を最低限に抑えることができます。

たとえば、「使っていないクレジットカードに年会費を支払っている」「何となくサブスクサービスの契約を続けている」という経験はないでしょうか。無駄な支出だと分かっていても、見直すことや解約手続きが億劫に感じられてしまうものですよね。

しかし、1つ1つは小さな出費でも積み重なることで大きな支出につながります。まずは、毎月の家計をチェックして、支出をスリム化できないか点検してみましょう。

5. お金に好かれる人はココが違う③見栄のための出費をしない

お金に好かれる人は、自分の見栄のためにお金を使うこともありません。誰しも他人に良く思われたい、羨ましがられたいという気持ちはありますが、そういった虚栄心に振り回されてお金を使っていてはなかなか貯蓄も上手くいかないでしょう。

実際に、筆者が銀行で出会った富裕層の方の中には、ブランド物を一切持たない方やごく普通の国産車に乗っている方も多くいらっしゃいました。

先ほど「お金を使うべきところとそうでないところを分ける」という話をしましたが、お金を使うときに「何のために使うのか、自分の見栄のための支出になっていないか」というところも考えてみるとよいかもしれません。