親から子どもへの最初のプレゼントである名前。字面や音感、漢字の意味、画数など、様々な条件をもとに考案された名前の中には、家族以外の人が初見で読むことができないものが少なくありません。
中でも特に個性的な名前は「キラキラネーム」と呼ばれ、近年インターネットユーザーを中心に批判の対象となるケースが見受けられます。誰が言い始めたか定かではありませんが、「光宙」で「ピカチュウ」、「黄熊」で「プウ」という子もいる……といった都市伝説のような話も。
キラキラネームをバッシングする側の言い分としては、「子どもが成長した後の不都合を考えていない」「学校や病院などの公的な場所で読み手を混乱させる」といった声が聞かれます。
昨今では、漢字の読み方を創作した名前が増えており、「キラキラネーム」と「普通の名前」を線引きするのが非常に難しくなっているのですが、子ども自身が「自分の名前が他の子の名前と違う」と感じる時期はいつごろなのでしょうか。
「自分の名前がキラキラネームかも」と気づいた時期
ベビー用品を販売するミキハウスが子どものいる男女と妊娠中の女性、合計5,086人に対して行った調査によれば、自分の名前を「キラキラネーム」だと感じていたのは、わずか45人。
該当した45人が、自分の名前を「キラキラネーム」だと思い始めた時期に関しては、以下のような結果になっています。