5. まとめにかえて
今回は、厚生年金を月額20万円以上受給している人がどのくらいいるのかについて、最新の統計をもとに解説しました。平均月額は15万円台ですが、月20万円以上を受け取っている人は全体の2割弱にとどまっています。
また、公的年金は「元が取れる・取れない」で考える制度ではなく、世代間で支え合う社会保険としての役割を持っています。数字の実態を知ることで、自分の年金水準を冷静に位置づけることができます。
年金支給日をきっかけに、将来の収入や生活設計について、無理のない範囲で見直してみるのも一つの選択肢でしょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和6(2024)年財政検証関連資料①」
- 厚生労働省「令和6(2024)年財政検証関連資料②ー年金額の分布推計ー」
- 厚生労働省「国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通しー令和6(2024)年財政検証結果 ー」
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「知っておきたい年金のはなし」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」
橋本 優理