5. まとめにかえて
今回は、野村総合研究所の最新調査をもとに、日本の富裕層の定義や割合、資産の増え方について解説しました。純金融資産1億円以上の富裕層・超富裕層は全世帯の約3%で、資産の4分の1以上を保有しています。
近年は、相続ではなく投資やキャリア形成を通じて資産を築く「新しい富裕層」が増えている点も特徴です。自分の資産状況を世の中全体と比べて知ることは、今後の資産管理や備えを考えるうえで大切な視点になります。まずは家計や資産を整理し、長い目でどの層を目指すのかを考えることが、将来への安心につながる第一歩と言えるでしょう。
参考資料
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層・超富裕層は合計約165万世帯、その純金融資産の総額は約469兆円と推計」(2025年2月13日)
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2025年」
菅原 美優