5. 「人生100年時代」資産寿命をどう伸ばす?「貯める・増やす」+「取り戻す」視点も大事!
長寿化が進む今、資産を単に預貯金として保有しているだけでは十分とは言えません。
シニア期に入ってからも、資産をできるだけ長く活かすための工夫、いわば「資産寿命」を意識した取り組みが求められるでしょう。
「人生100年時代」を生きる私たち現役世代にとって、老後の安心感は、早い段階からどれだけ計画的に準備を積み重ねてきたかによって大きく左右されます。
1月はお金や暮らしを見直す絶好の機会です。NISAやiDeCoといった税制優遇制度を活用し、将来に向けた資産づくりの第一歩を踏み出すことも選択肢の一つでしょう。
また、老後資金の準備というと、「貯める」「増やす」といった預貯金や運用に意識が向きがちですが、公的年金についての理解を深めておくことも欠かせません。
公的年金には、65歳前から受け取る「繰上げ受給」や、受給開始を遅らせて金額を増やす「繰下げ受給」など、知っているかどうかで活用の幅が広がる制度があります。
日々の家計管理や継続的な貯蓄とあわせて、年金をはじめとした公的制度にも目を向け、情報感度を高めておくことが、将来の安心につながると言えるでしょう。
あわせて、医療費控除などの確定申告で「取り戻せるお金」がないかチェックすることも大切です。こうした身近な制度を一つずつ活用していくことが、確かな資産を守る力になります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/校閲・編集者/二種外務員資格(証券外務員二種)
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)、相続診断士資格保有。早稲田大学卒。校閲・校正・編集者として15年以上の経験を持つ。2020年よりLIMO編集部に所属。現在は、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。総務省「家計調査」や、厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。趣味は美術館巡り、俳句、植物栽培。(2024年5月27日更新)
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
主なメンバーは野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、日本生命保険相互会社出身の村岸理美など。
編集者の多くは、金融機関にて個人リテール業務を経験。若年層からシニア層、富裕層に至るまで、幅広い顧客に対し、投資信託・保険を中心とした総合的なライフプランニングを実行してきた。なかには、リテール営業で社内トップの実績を持ち、行内で表彰された実力者も。人材育成や社内教育にも携わるなど、金融知識と実務経験の両面で信頼される編集者が在籍しています。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)