4. 厚生年金と国民年金、暮らしを支える大切な社会保険
この記事では、2025年度の年金額改定を背景に、60歳代から90歳代以上までの年代別平均受給額をみてきました。
厚生労働省のデータによると、65歳以降の厚生年金の平均月額は14万円~16万円台、国民年金は5万円台が目安となっています。老齢年金は、シニア世代の生活を支えるための重要な収入源です。
平均額を把握することは、ご自身の年金見込み額を客観的に評価し、将来の生活設計を考える上で役立ちます。
繰り返しになりますが、年金の受け取りには請求手続きが不可欠であり、自動的に支給は開始されません。また、請求には5年の時効があることも、ぜひ覚えておきたいポイントです。
※この記事は2025年10月1日に公開された記事の再編集記事です。
参考資料
- LIMO「年金、みんなの平均はいくら? 60歳~90歳代 “ふつうの人”「国民年金・厚生年金」を一覧表で見る 」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「年金制度改正法が成立しました」
- 日本年金機構「年金の時効」
筒井 亮鳳