2. 社会貢献活動を行う企業へのポジティブな評価
企業が社会貢献活動を行うことに対して、どのような印象を持つ人が多いのでしょうか。
最も多かった回答は「その企業に対して好感が持てる」で、とくに女子学生では60%を超える高い割合となりました。
一方で「企業として当然の行動である」という意見も二番目であり、「もはや当たり前」と思う人も多いようです。
全体的にはポジティブな意見が多く、「その企業に対して、将来性があると感じる」「その企業に対して、透明性の高い企業として思える」「その企業で働きたいと思う」「その企業の商品やサービスを使ってみたい」などといった声が続いています。
「何も感じない」や「ネガティブに思う」という回答は少数派であり、企業の社会貢献活動はブランドイメージの向上や採用ブランディングにおいて重要な役割を果たしていることがわかります。
3. 就職・転職先選びで重視するのは「働きやすさ」と「公平性」
では、実際に就職や転職先を選ぶ際、どのようなポイントが重視されているのでしょうか。
全体で見ると、「育児休暇がとれる」「男女差なく活躍できる」「年齢に関係なく活躍する」が上位にあり、いずれも70%以上の人が重視しています。
「働きやすさ」や「公平性」が企業選びの最重要基準となっていることがわかりますね。
また「社会貢献活動をしている」や「くるみん等マーク取得」といった項目も一定数の支持を集めていますが、それ以上に実際に働く環境がどうであるかどうかが決定打となっているようです。

