1. 個人向け国債の基本的な仕組み
個人向け国債は、日本政府が個人投資家を対象に発行する債券です。国が元本と利息の支払いを保証しているため、現在日本国内で提供されている金融商品の中でも、安全性が極めて高い資産とされています。
個人向け国債には主に以下の3つの種類があり、それぞれに特徴があります。
1.1 変動金利型(10年満期)の特徴
- 金利が半年に一度見直されるため、市場金利が上がると受け取れる利息が増える可能性があります。
- 適用される金利には0.05%という最低保証が設定されています。
1.2 固定金利型(5年満期)の特徴
- 購入時に定められた金利が、満期を迎えるまで変動しません。
1.3 固定金利型(3年満期)の特徴
- 5年満期と同様に、発行時の金利が満期まで適用されます。
2025年12月4日(木)から12月30日(火)まで募集される個人向け国債の金利は、以下の通りです。
- 変動金利型10年:1.23%
- 固定金利型5年:1.35%
- 固定金利型3年:1.10%
金利は1%を超えており、メガバンクなどが提供する定期預金の金利と比較すると、魅力的に映るかもしれません。
また、1万円という少額から購入できる手軽さや、購入後1年が経過すれば中途換金できる柔軟性も特徴の一つです。
ただし、途中で解約する場合には、直近2回分の利子に相当する金額が差し引かれる点には注意が必要です。元本割れのリスクは非常に低いものの、満期前に解約するとペナルティがあることを理解しておくことが大切です。
著者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
金融機関での勤務経験年数はチーム合計で20年超。表彰歴を持つ編集者も多数在籍しています。国税庁や金融庁など官公庁の公開情報をもとに、豊富な経験と知識を有するプロフェッショナル集団が、読者に正確で実践的な情報をお届けします。
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