2. どの種類が人気?固定5年と変動10年の応募状況
個人向け国債には前述の通り3つの種類がありますが、特に人気が高いのはどのタイプなのでしょうか。
財務省が公表した「個人向け国債の応募額(令和7年10月)」によると、2025年10月募集分の種類別応募額は以下のようになっています。
- 個人向け利付国庫債券(変動10年)第188回債:1187億円
- 個人向け利付国庫債券(固定5年)第176回債:1528億円
- 個人向け利付国庫債券(固定3年)第186回債:595億円
この結果から、変動10年タイプと固定5年タイプの商品に人気が集まっていることが分かります。
3. 変動10年タイプの利率は半年ごとにどう変わる?近年の推移を解説
個人向け国債の変動金利型は、その名の通り半年ごとに適用利率が見直されます。
近年、日本の金利は上昇傾向にありますが、それに伴い個人向け国債の金利も変動しています。
ただし、国債の金利は常に上昇するとは限りません。金利は金融市場の動向、特に日本銀行が決定する金融政策に大きく影響されます。
日本は長期間にわたり低金利政策が続いていましたが、2024年3月にマイナス金利政策が解除されたことをきっかけに、金利は緩やかな上昇傾向にあります。
この市場の変化を受けて、個人向け国債の金利も上昇しているのです。
著者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
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