1.6 【70歳代】単身世帯:金融資産保有額階層ごとの世帯割合

70歳代・単身世帯の金融資産保有額

70歳代・単身世帯の金融資産保有額

出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」をもとにLIMO編集部作成

【70歳代 貯蓄額:割合】

  • 100万円未満:7.0%
  • 100~200万円未満:7.8%
  • 200~300万円未満:6.7%
  • 300~400万円未満:5.4%
  • 400~500万円未満:3.0%
  • 500~700万円未満:10.0%
  • 700~1000万円未満:8.1%
  • 1000~1500万円未満:12.1%
  • 1500~2000万円未満:6.5%
  • 2000~3000万円未満:8.4%
  • 3000万円以上:21.8%
  • 無回答:3.2%

【70歳代の平均貯蓄額・中央値】

  • 平均:2257万円
  • 中央値:1000万円

70歳代は退職後ではあるものの、3000万円以上の資産を持つ層が21.8%と高い比率を示します。

平均貯蓄額2257万円・中央値1000万円と、60歳代に近い厚い貯蓄額が維持されています。

生活防衛のための備えが反映された堅実な資産形成が特徴です。

年代ごとのデータを見ると、貯蓄の伸びには収入だけでなく、お金との向き合い方が影響しているとわかります。

では実際に、年代に関わらず自然とお金が貯まっていく人にはどのような共通点があるのでしょうか。

次の章では、元銀行員の筆者が、日々多くのお客様の家計状況を見てきた経験から、自然とお金が貯まる人の特徴を紹介します。