2. 【ルックバック実写化】監督はパルム・ドール受賞の是枝裕和氏

『ルックバック』の実写映画の初報では、26年公開という情報に加えて、一部のスタッフも発表されました。特に注目を集めているのが、監督・脚本・編集を是枝裕和氏が務めるということです。

出所:K2 Pictures Inc

是枝監督は、家族の絆や社会の歪みを深く掘り下げた作品で知られ、『万引き家族』ではカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞するなど、世界的に最も評価されている日本人監督の一人です。リリースでは、以下のコメントを発表しています。

「偶然立ち寄った書店で表紙の“背中”に惹かれて購入し、一気に読んだという是枝監督は「きっと藤本タツキさんはこの作品を描かないと先に進めなかったのだろうなと、そんな気持ちが痛いほど伝わってきました。自分にとっては、『誰も知らない』がそんな作品でした。」

原作との出会いのあと、本作のプロデューサー・小出大樹氏から、『ルックバック』の実写映画化のオファーを受け、藤本タツキ氏と対面。その帰り道に「やらないわけにはいかない」と覚悟を決めたそうです。