8. まとめにかえて

公的年金は老後の生活を支える基盤ですが、現在の受給状況と家計収支を照らし合わせると、年金のみで生活費を賄うのは難しく、家計が赤字傾向にあるのが実情です。

寿命が延び、老後が長期化するなか、公的年金だけに依存した資金計画には限界があります。また、年金は2カ月ごとの支給となるため、現役時代とは異なる計画的な支出管理も欠かせません。

将来の不安を解消するためには、まず「ねんきんネット」で自身の受給見込み額を正確に把握することが重要です。その上で、新NISAやiDeCoなどの制度を賢く組み合わせ、公的年金を補完する自助努力による資産形成を早期に検討することが、安定した老後への鍵となります。

参考資料

マネー編集部年金班