実はかなり、効果的な方法です。子どもは親の感情に同化するような気がしています。ママがイライラすると、子どももイライラ。ともすると毎朝「いくわよ!」「いかない!」の応酬が始まってしまいます。
忙しい朝ですがまずは深呼吸して、私は自分に言い聞かせます。子どもにじゃなく。
「まあ、いいじゃないか。そんなに行きたくないのなら行かないという選択肢もある(困るけど)。世界は広いんだ。今の仕事がなくなってもきっとなんとかなる(かもしれない)」
さあ、のんびり付き合おうじゃないの。こちらがそんな雰囲気を醸し出すと、あら不思議。「じゃあ行こうかな」なんてすっと立ち上がる、こともあるのです!
相手に合わせた手段を取る
お断りしておきたいのですが、残念ながら毎回成功する方法はありません。また、やりがちな手段として「モノで釣る」がありますが、みなさんご承知の通りあまりおすすめしません。
最初は上から目線で「クッキーあげるからね」なんて言っていると、クッキーの一つや二つはすぐ無効になり、しまいにはまるで本業ヤクザ顔負けの無理な要求を突きつけられることになります(おおげさですが)。ママのやり方に習って、彼なりの条件づけをし始めるんですね。
毎朝相手の様子をうかがい、今日の彼に効きそうな手を選んで使います。ですので数種の手段を準備しておくのがポイントです。
嫌でも行ってしまえば必ず楽しんで帰ってくる我が子。行くまでが面倒な気持ちって、よくわかるんですけどね。
が、いつものイヤイヤかと思って保育園に連れて行ったら午後に園から電話が。熱が出たとのことでした。あまりに嫌がる時は具合の悪い場合もあるので「いつものイヤイヤか」と決めつけず慎重に様子を見たほうがいいようです。
シマダマキ